こんにちは。
以前、本学院のブログで「女性のSP(警護官)」について2回に分けて紹介しました
★女性のSP Part1は、こちら
★女性のSP Part2は、こちら
今回は、「男性のSP(警護官)」についての疑問に迫りたいと思います!!
疑問①:どうやったらSPになれるの? A:まずSPとは、セキュリティ・ポリスの略ですので、彼らは警察官です。 したがって警察官にならなければなりません。 毎日、警護の仕事のみをやりたければ、警察の中でも警視庁(東京都の警察)の警察官になりましょう。 道府県警察でも警護を担当する警察官はおりますが、ごく一部を除いては、警護現場へ毎日出動することはありません。
疑問②:男性がSPになるにはどのような基準があるの? A:警視庁SPを例にあげると、
・身長や視力
・武道・けん銃の腕
・体力検定(種目は100m・1500m走、懸垂、立ち幅跳び、ボール投げ等)の上級者
・勤務成績
・語学
・適正
※ 体力検定とは、警察内部で行う体力測定に基づいて級分けされるものです。
など、一定の基準をクリアしなければなりません。 詳細は、SPインフォメーションの警視庁SPになるにはに掲載されております。
疑問③:よくネットでは、SPになる条件の中に容姿端麗とありますが、それは本当なの? A:容姿端麗=いわゆる「ハンサム」という意味で言っているのならば、それはデマ情報です。 SPとして求められる容姿とは、髪型・服装など身なりをしっかりと整えた清潔感のある姿です。
疑問④:やはり武道は身に付けておいた方がいいの? A:警察官に採用されてからでも、大丈夫です。 警察官に採用されると、まず警察学校に入校します。そこで柔道か剣道を必ず学びます。 また、警察学校卒業後も警察署の道場にて引き続き稽古できます。 警護の仕事を希望したところで、警察官になって2,3年ではSPにはなれませんので、武道無経験者であっても、SPの選抜の対象になるころにはSPとしての最低条件の3段は取得できるはずです。
疑問⑤:SPの仕事って若いうちしか出来ませんか? A:定年退職するまでできます。
この質問は、交番のお巡りさんは若いうちしかできませんか?といっているのと同じです。 どうしても、イメージで若いうちの仕事と思われがちですが、それは全く違います。普通に動けている間はずっと出来る仕事です。実際に50歳代のSPも活躍中です。
疑問⑥:男性SPは、女性の警護対象者(守る人)の警護は出来ないの? A:できます。実際にやっています。 SPの仕事に男女の壁はありません。
・警護対象者が女性→男性SP
・警護対象者が女性→女性SP
・警護対象者が男性→男性SP
・警護対象者が男性→女性SP
すべて「あり」です。
以上、とりあえず6個の疑問を取り上げました。 今後「part2」もUPする予定です!! お楽しみに♪
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