日本でボディガードを頼む人はいるの?
- 身辺警護SP学院
- 44 分前
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こんにちは。
今回は、題名の通り「日本でボディガードを頼む人はいるのか?」についてお話いたします。

結論から言いますと、
日本でボディガードを頼む人はいます!
いますよ、もちろん。
警護の依頼は、漫画やアニメ・ドラマの世界だけの話ではありません。
依頼する人はどんな人達?
そもそも「ボディガード」は民間の警備会社が主に行っております。
民間なので、ぶっちゃけ金額的に折り合いがつけば多くの案件は契約成立となり、その結果ボディガードは幅広い警護対象者に対応することになります。
企業の役員(会長、社長)
政治家(大臣クラスは警視庁のSPが担当なので、その他の政治家)
著名人、芸能人
ストーカー、DVの被害者
トラブルを抱えている一般の方々
ボディガードを付ける人=VIPというイメージが大きいと思いますので、1、2、3に関しては理解できるかと思います。
しかし件数的には、4と5の方々からの依頼が多いという現状があります。
ストーカー、DV被害に関しては、最悪大きな事件に発展することがあるため、本人からだけでなく、親御さんなど家族から依頼が来ることが多いです。

そして最も多い依頼数となるのは5の一般の方々です。様々な事情(例:知人同士や仕事上でのトラブル)により、短期間でもボディガードを必要とされる場合があります。
なぜ日本でボディガードを依頼って不思議なの?
「日本でボディガードを依頼する人なんているんだー…」と思われる方、結構いらっしゃいます。
なぜそう思うのか、より踏み込んで話を聞くと以下の理由が大きいみたいです。

理由①:日本は他国と比べると治安が良いから
日本は世界的に見て抜群に治安が良い国とされていて、日常生活で命の危険を感じるシーンが少ない。だから「命を狙われるような人物」も「その護衛を雇う」って発想自体が一般の人にはリアルじゃないから。
理由②:警察のSPは知ってても民間のボディガードは知らない
この理由、実に多いです。
内閣総理大臣・各大臣や外国要人の警護をする警察のSPはニュース等で見るから存在は知られている。でも、一般企業の経営者や著名人、ストーカー被害者などのために動く民間のボディガードは表に出ないから知られていない。
理由③:そもそも「安全」に対する意識が低い
昔は「水と安全はタダ」という意識。今は「水を買って飲む」に変わりましたが、いまだ「安全を買う」という発想は薄いままだから。
「安全」に対して強い意識が向かなければ、ボディガードの存在を意外に思うのかもしれませんね。
今回は、日本でもボディガードを必要とする人、依頼する人は多くいらっしゃるということを知って欲しく、ブログでお伝えしました。
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