こんにちは。
前回に引き続き、民間SP(警備会社等)~Part2~をご紹介します。
疑問①:民間SPの需要について知りたい!
A:需要はあります。
民間に警護依頼される方は、「大企業の社長」「著名人」のイメージが強いと思います。
もちろんそういった方々からの依頼もありますが、近年増加傾向にあるのが、ストーカーやDVの被害者の方々、そして何らかのトラブルを抱えている一般の方々からの依頼が増加しています。
また子供の警護を依頼する親も急激な増加傾向にあります。
疑問②:民間SPになるには何か資格が必要なの?
A:特別な資格は必要ありません。
警備会社によっては、英語が出来る人や武道経験者が欲しいなどの要望がある場合もあります。
また、パソコンなどの一般的な資格を取得するのも一つの売りになります。
疑問③:民間SPは武器を持つことが出来るの?
A:民間SPは、武器を持つことはできません。
警視庁SPはけん銃等の武器を所持できますが、民間SPは、けん銃を所持することが出来ないのは無論、武器を所持すること自体が認められていません。
民間SPでは警戒棒や防弾鞄などのあくまでも護身用具の携帯しか許されていないのです。
そして、どの現場にどの護身用具を携帯するかは会社によって(もしくは個々の民間SPによって)まちまちです。民間警護だから常に丸腰というわけではありません。
疑問④:民間SPも1日中警護の仕事をしているの?
A:警護に従事する日は、通常1日中警護の仕事になりますが、毎日警護の仕事をしている民間SPもいれば、そうでない民間SPもいます。
民間警護は依頼が入ってはじめて現場があるわけですから、警護依頼の無い期間はデスクワークや他の警備業務(施設の警備など)を行うこともあります。
疑問⑤:民間SPは特別な権限を持っているの? A:民間SPの行う警護は、公務として行うわけではありませんので特別な権限はありません。 したがって、警察官の行う職務質問や取調べを行うことは法律上許されません。しかし一般人として許される範囲内の質問や相手方の真の任意の協力を得た場合はこの限りではありません(このような場合でも、警察官のように法的に認められているわけではないので、間違っても強制的なことは行えません)。

以上です。 民間にもSPの仕事ってあるんだなぁ~と思った方もいらっしゃると思います。 少しでも興味持っていただければ幸いです。
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